Re: 国籍と参政権


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Posted by 廣 有人 on April 12, 1997 at 01:20:35:

In Reply to: Re: 国籍と参政権 posted by 日吉 on April 10, 1997 at 19:44:54:


:  あなたがふっかけていらっしゃる議論は、不毛なのです。
:  どちらの理屈が強いかどうかだけが全てで、そこから何も新しいアイディアを生み出しません。

 確かに私にとっては不毛でしたね。私が一方的に説明するばかりでしたから、
議論にすらなりませんでした。しかしあなた方にとっても不毛だったわけではな
いでしょう。新しいアイディアは生まれなかったかもしれませんがあなた方の今
までのアイディア、「地方政治に限れば外国人にも参政権が与えられるべき」と
か「外国人が地方参政権を得るには地方分権の拡大が必要」といったものが、な
んの根拠も論理も意味も正当性もない、ただの宗教的な信念にすぎないことがは
っきりしたでしょうから。もっともそんなことは初めからわかっていたというの
なら不毛ですが。

:  私は、人間がより幸福になる方法を模索するための、意味のある議論がしたいですね。

 確かにそれはすばらしいことです。是非そうしてください。

:まあ、いい。無意味な論争が好きな人も存在するだろうから。

 そうですね、自分の理解できないものを無意味と思いこむ人もいますからね。
まあ、いいでしょう。

:  国民、あるいは住民は、国家、あるいは自治体の所有物ではない。その反対である。権利を持つのは住民であり、統治機構ではない。(統治機構が住民に対して持つのは権利ではなく責任です)

 ある国家(自治体)とその国民(住民)との関係ということに限れば、この部
分は特に間違っているとはいえません。しかし私が述べたのは国家と国家の関係
に於ける国民の地位に関してであってこういった次元のことではありません。

 国家は少なくともその国民に権利を与え義務を課すだけの権利(権限)を持っ
ています。常識です。もっとも国民主権だから究極的にはその権限も国民に由来
することになりますが。

:  理屈はともあれ、そうしたほうが、より幸福になれるのかもしれないし、ならないのかもしれない。むしろ、これを論争したほうがよろしいのでは?

 だったら最初から「そうすることの根拠も正当性もないけど、とにかく帰化し
ないままで参政権がほしいから与えてくれ。そうすればより幸福になれるか
ら。」とだけいえばいいじゃないですか。その要求を正当化するような理屈をこ
ねなくてもいいでしょう。

 ともかく私にとっては確かに不毛のようだし、茶々も入ったことだし、ここら
が潮時のようですからもう投稿するのはやめにします。

 さようなら。




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